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雪村活人事務所

哲学者が人生を楽しむ方法を探求するブログ☆

文章力を上げるコツ10選

 ブログを始めて1週間、自分の文章力のなさに絶望しています‥

トホホ‥将来の夢、シナリオライターなのに文章力ないとか笑えない‥

ですが、いつまでも落ち込んでいられません。

 「文章力がないなら、上げればいいじゃない!」

そうです限界や壁にぶつかった時が成長のチャンス!

 

 この記事では文章力を上げるコツを『伝わる!文章力が身につく本』の80テーマから10テーマ厳選してお送りします。

 国語の教科書として使っても問題ないほどのレベルであること間違いなし!

図書館などにも置いてあると思うので、チェックしてみてくださいね。

伝わる! 文章力が身につく本 (基礎からわかる“伝わる!

伝わる! 文章力が身につく本 (基礎からわかる“伝わる!"シリーズ)

 

 

 以下【】内では、左から『 No.』,『テーマ』を表す。

※書籍内の全80テーマから10テーマを厳選したため、No.はバラバラになっている。

 

【No.7:読点を感覚で打たない】

原文:口は上手いが、行動を伴わない人は尊敬されない。

改善例:口は上手いが行動を伴わない人は、尊敬されない。

 

 読点の最大の役割は、1文中の要素を内容に従って大きくグループ分けすることです。

『主語・述語』の関係をはっきりさせています。

「息継ぎするところに点を打つ」は間違った俗説です!

 読点の打ち方にはルールがあるのに、学校では教えられません。

※この本では他に14の読点の打ち方を教えてくれますが、ここでは割愛。

 

【No.13:何でも「こと」「もの」で片付けない】

 原文:お互いの立場を尊重することが、国際親善には欠かせないことである。

相手のことを理解することで、自分勝手なことを言うこともなくなる。

改善例:お互いの立場の尊重が、国際親善には欠かせない。

相手を理解すれば、自分勝手も言わなくなる。

 

原文の「こと」をぜんぶ刈り取ったのが、改善例です。

改善例の方がスッキリしていますね。

 

「こと」「もの」は便利だが中身が曖昧になる(抽象化する)ので、

「こと」「もの」に代わる適切な言葉を探す必要性がある。

1)辞書は、分からない言葉を調べるものである。

2)食器とは、料理を入れるものである。

 

1')辞書は、分からない言葉を調べる書物である。

2')食器とは、料理を入れる器である。

 

【No.16:一つの分にあれこれ詰め込まない】

 原文:この事件の問題点は、賞味期限切れと知りながらその材料を使っていたことはもちろん、そのことで社会的責任を追及されたくないという誤った判断のため、社内で問題が発覚したとき、公表しなかったことである。

改善例:この事件の問題点は、賞味期限切れと知りながらその材料を使っていたことだ。さらに、そのことで社会的責任を追及されたくないと誤った判断もあった。そのため、社内で問題が発覚したとき、公表しなかった。それも問題である。

 

 『一文一意の原則』を心がける。

 原文は、最初から最後までで一文です。一文の中に複数の意味があるため、メリハリが利きません。

対して改善例は、一文の中に一意味なメリハリの利いた文章となっています。

 

 一文中にたくさんの内容を詰めすぎると、読むほうがうんざりします。

それだけではありません。詰め込んで1文が長くなると、読んでいる途中で最初の方に何が書かれてあったのか忘れることがあります。そんな場合、書き手自身も前半の内容を忘れて書き続けたと考えられます。

 そうなると、前半と後半で内容が矛盾したり、主語と述語が対応しない「ねじれ文」を起こしたりします。さらに、誤読もされやすくなります。

 

【No.27:「~です」よりも「~だ」「~である」で伝える」】

原文:朝は6時に起きます。軽くジョギングしましてから、朝食を摂ります。それから急いで駅へ向かいます。

改善例: 朝は6時に起きる。軽くジョギングしてから、朝食を摂る。それから急いで駅へ向かう。

 

日本語の文体には敬体(です・ます)常体(だ・である)があります。

手紙・ブログなど相手に話しかける文章には敬体を用い、論文,レポートなどの実用文では常体を多く用いています。

敬体(です・ます)丁寧,かた苦しい,単調

常体(だ・である)丁寧でない,柔軟,変化に富む

『文に変化を付ける』という観点からは、常体の方が有利です。

 

【No.68:必要な材料を集める】

 『書く内容・その為に必要なものを把握する』

書く内容(テーマ)が決まっているとき、最初にすべきは「材料集め」です。

そのテーマのより具体的な何かについて、どんなことを書くのか、そのために必要な材料は何なのか、それらを掴むことからはじめましょう。

 

『材料は多ければ多いほどよい』(段取り八分

1)具体的論点の確認:すでに決まっているテーマの具体的論点をつかむ

2)材料の点検:内容展開を考えながら、手持ちの材料と不足の材料を確認

3)不足分を調査で捕捉:不足材料を調査により入手

4)総材料の総点検:集まった材料をカテゴライズ(分類)する

5)書くステップへ

 

【No.69:書く前に徹底的に考える】

 『考えることと書くことはまったく別』

文章は考えながら書くものだと勘違いしている人が、少なからずいます。

実用文では「書く前に徹底的に考える」のが正しい作法です。

考えて内容をまとめてから書くとは、設計図を用意して家を建てるようのもの。

逆に書きながら考えるとは、設計図なしに家を建てるようなものです。

「考える」ことと「書く」ことの分離を肝に銘じてください。

二つを分けることで、考察が徹底されて内容が深まり、執筆もスピードアップします。

 

【No.70:話を組み立てる】

4つの手順でスタイリッシュに話を組み立てられる!

1)材料のリストアップ

2)材料の仕分け(カテゴライズ1)⇒話に関係ある/ないの基本的な仕分け

3)関係のある項目同士(同類項)を集める(カテゴライズ2)

4)最適な流(論の筋道)を作る

 

【No.71:平べったい内容を立体的に】

 『話の視点を移動させる』

文章の内容がどうにも平板な感じがする。

そんな時は、視点を移動させましょう!「多角的」に考えるのです。

色々な角度から見ることで内容の重層化・立体化を図ります。

 

【No.74:論文・小論文は序論⇒本論⇒結論の流に】

 論理的な文章には、『3段型構成』(序論⇒本論⇒結論)を用いる。

序論は、具体的な論点を示し、論の大きな方向づけをする段です。

論点を示す最も簡単な方法は、「消費税導入は必要か」といった疑問文を立てることです。

本論ではその論点だけを多角的に考察して、

結論を導き出せばよい。

大事なのは、序論で具体的論点を一つに絞り込むことであり、論点が一つであれば結論も一つになります。

 

【No.79:主題から目を離さない】

『主題(メインテーマ)と関係ない話は捨てる』

・主題から目を離さないことが大事です。

・文章内の全ての要素を主題(メインテーマ)に集中させます。

これらの観点から実用文(論理的文章)に「起承転結」の組み立ては勧められません。

 

 【ここまで読んでいただきありがとう☆】

長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

No.68以降の第4章は私のような文章を書くことを志す者に必読のページです!

文章でもなんでも『段取り八分』だなと考えさせられました。

そのため10選のうち6テーマは第4章からもってきましたがご了承ください。

ここで選ばなかったテーマも参考になるものばかりなので一度読んでみると良いですよ。

 

【参考文献】

小笠原信之『伝わる!文章力が身につく本』高橋書店,2011年

 

伝わる! 文章力が身につく本 (基礎からわかる“伝わる!

伝わる! 文章力が身につく本 (基礎からわかる“伝わる!"シリーズ)